人吉球磨郷土かるた紹介シリーズ① 青井阿蘇神社




人吉駅から歩いて5分。


赤い鳥居と蓮池、そして趣ある赤い橋が見えてくると、それが「青井阿蘇神社」の入口です。

この神社は、806(大同元)年に創建されたと伝わり、人吉球磨地方で最も古い神社の一つに数えられます。



御祭神は、阿蘇神社の祭神である健磐龍命(タケイワタツノミコト)、阿蘇都媛命(アソツヒメノミコト)、国造速甕玉命(クニノミヤツコハヤミカタマノミコト)の三神です。



現在の社殿は、江戸時代初期の1610~13(慶長15~18)年にかけて造営されたもので、本殿・廊(ろう)・幣殿・拝殿・楼門が国宝に指定されています。

また、人吉球磨地域は「相良700年が生んだ保守と進取の文化」として、2008(平成20)年、日本遺産に認定されており、阿蘇青井神社も構成文化財に入っています。





さらに、2023(令和5)年には、境内に世界的建築家・隈研吾氏設計による「青井の杜(もり)国宝記念館」もオープン。過去と現代が調和する新たな魅力の発信地となっています。



地域の開拓の神として長年にわたり信仰されてきた青井阿蘇神社は、地元の人々から親しみを込めて「青井さん」と呼ばれています。


日常の喧騒から少し離れて、歴史と自然に包まれた静かな境内を歩いてみれば、心も体も、ふっと軽くなるような時間が流れているはずです。


住所 人吉市上青井町118











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